<心の病>休職の教員 仕事増え、現場にゆとり消える・・・自己マネージメントのスキル必要!

この季節、冬休みを利用して、学生たちのレポート採点が私の日課。
現在、土、日の2日間は、自己イメージ連想法(宗像恒次考案)を用いて実施した「動物イメージ」による自己カウンセリングと、自分の気質をチェックし、苦手な相手を想定しての気質マネージメントを行った感想レポートを読破している。
毎年ながら、この僅か90分の授業の中で、自分を見つめ、気づき、成長していくレポートを楽しく読んでいる。


例えば・・・

“自分を動物に例えると”という事で、私は自分をネコに例えた。ネコの自由気ままに行動しているところ、マイペースなところが自分にそっくりだと思った。また、自由な時間を有意義に過ごしたいという願望もあり、ネコを選んだ。ネコのような気持ちになると、好きなときに好きなことをすることができる、自分の時間を有効利用できるようになるのではないかと思った。
最近の自分を振り返ってみると、物事に対する優先順位がおかしくなっていたことに気付いた。自由な時間ができるとすぐに睡眠にはしってしまい、後になってああすればよかった、こうしとくべきだったと後悔したり、やらなければならないことに追われ、もっと早くにやっておけば良かったのに、と自分が嫌になったりすることがよくある。せっかく自由な時間が、自分の好きなように使える時間があるのにもかかわらず、寝ることしかしていない。寝る気がなくても、いつの間にか眠ってしまっていることもしばしばあり、時間を無駄に使っている状態だということを実感した。
それにより、今の自分を見つめ直し、そういった現状を改善し、自分の思うような毎日、理想の生活を送るにはどうすればよいのかを考えた結果から、2つの目標を立てた。1つ目は“やらなければならないことは、その日のうちにやり遂げるようにすること”、2つ目は“ズルズルといつまでも引きずらないようにすること”である。レポートや課題などは、言われたその日に終わらせるようにしよう、後に自由が待っているのだから頑張って終わらせよう、と思うようにしていこうと思う。嫌だ、嫌だとどんどん先延ばしにすることで、いつ何をしていても頭のどこかにその事が引っかかってしまう。終わらせるまでは安心できず、常にそわそわしてしまう。そんな状態だと、心が休まらず、疲れてしまう。睡眠をとっても、起きたらだるさを感じ、すっきりとは目覚められない。だからこの2つを目標にして、少しでも自分の理想に近付けるように頑張ろうと思った。そして、頑張る自分に向けて“やるぞー!頑張って自由に過ごすぞー!”と声掛けをしていきたいと思う。
今回、自分を動物に例えただけで、今の自分の姿や理想とする未来が見えてきて、それに対する具体的な行動へと結びつけることができたので、カウンセリングはすごいと思った。普段私たちが何気なく話していることの中に、その人その人の抱えている問題や苦しみ、葛藤や理想など様々なことがキーワードとして現れているのだと分かり、会話はとても大切だし、重要な手掛かりとなるということが学べた。また、そういったささやかなキーワードから出発し、じわじわと心の奥の方まで侵入するのがカウンセリングなので、カウンセラーの技量も大切であるので、少しでもスキルアップにつながるように、これから頑張っていこうと思った。

あるいは、感想だけ紹介すると・・・

「動物イメージ法を行うことで、普段はなかなか気づかない正直な気持ちに気づくことができた。自分は、話して表現することが苦手なので、書くというこの方法はとてもやりやすく、簡単に自分の世界に入ることができた。また、自分の今の気持ちをじっくりと見つめ直すことで、心にゆとりができた。
プラスでもマイナスでも自分が自分に気づいてあげることが大事だと思う。自分が自分を認めてあげなきゃ自分がかわいそうだと気づいた。ありのままの自分を受け入れてやることが大切!」

「この動物イメージ法を通して、自分自身がどう思ってるかということが再認識できた気がした。なぜこう感じているのか、考えたのか、ということを考えて、自分を励ますことによって自身には何ができるのか、できないのかが分かるというのは自分をフィードバックできるいい機会だと感じた。私も自分の中でやらなければいけない、私が我慢すればいいという気持ちが自分の首をいつの間にか絞めていたことに気づいていなかったし、たった一枚のカウンセリングシートでここまで自分のことを知ることができるとは思っていなかったので、自分自身のことながら驚いた。これが、自分のことを再認識することなのだと感じることができた。」

「今回、自分を動物に例えただけで、今の自分の姿や理想とする未来が見えてきて、それに対する具体的な行動へと結びつけることができたので、カウンセリングはすごいと思った。普段私たちが何気なく話していることの中に、その人その人の抱えている問題や苦しみ、葛藤や理想など様々なことがキーワードとして現れているのだと分かり、会話はとても大切だし、重要な手掛かりとなるということが学べた。また、そういったささやかなキーワードから出発し、じわじわと心の奥の方まで侵入するのがカウンセリングなので、カウンセラーの技量も大切であるので、少しでもスキルアップにつながるように、これから頑張っていこうと思った。」

動物イメージ法をやってみて、私は自分をナマケモノにたとえてみた。ナマケモノは、ボーっとして嫌なことは何もしないイメージだ。そう思ったときの感情は、無力感や喪失感、情けなさといったような悲しさ系の感情だ。本当は、活発に動き、難題(課題)などにも積極的に取り組みたい。普段から充実感で心を満たしたい。と思った。
自分自身にそうつぶやき、ここまでで、自分は、本当はがんばる気持ちがあるのだなということに気づいた。昔も、勉強や部活に大変だったが、なんだかんだ目標にむかって乗り越えてきた。だから、今の忙しい毎日も乗り越えられる!先輩達にできたなら自分にもできるはずだと思った。
そのためには、やるべきことは後回しにせず、やるべきことをしてから好きなことをやる。嫌だな、やりたくないなと思う前に、まず手(身体)を動かす。そんなふうにできるといいと思った。そして、自分に「ファイト」という言葉を贈ってみた。
動物イメージ法をやってみて思ったことは、はじめは、何これ?こんなの意味あるのだろうか?と疑問でいっぱいだったが、デモンストレーションをみて、実際にやってみたら、少しだけ前向きな気持ちになれた気がした。自分探しは、自分の嫌な部分を見なければならないから辛いなあという感情があるけど、ほんとうはどうしたいのか?そのために何ができるか?と考えていくうちに、前向きな気持ちになり、自分にも希望が持てるようになってきたような気がした。」などなど



こんな簡単な自己マネージメント法でも、今の教育現場には必要じゃないのかなと強く感じた。

できれば、アサーションやネゴシエーションのスキルも、教師の方々にににつけていただけたら、モット、楽に生きられるようになるのではないだろうか・・・。

でも、一番体験して欲しいのは「気質マネージメントかもしれない。
この気づきはまた後日ご紹介するとして・・・・


今朝は、こんな記事が気になったのです。

<心の病>全国教員の休職、微減の5274人…11年度

毎日新聞 12月24日(月)19時16分配信
文部科学省は24日、うつなど心の病で11年度中に休職した教員は5274人だったと発表した。
2年連続で減少したものの、10年前(02年度2687人)の約2倍で、08年度から5000人を超える高い水準が続いている。
同省は「学級を一人で受け持ち、保護者との関係の悩みなどを同僚や上司に相談しにくい状況が依然あるのではないか」と分析。
今年度中に対策を検討する。一方「教える内容に誤りがある」など指導が不適切と認定された教員は168人いた。

 全国の公立小中高校と特別支援学校、中高一貫校の教員約92万人を調査した。心の病による休職は18年ぶりに減少(51人)した10年度(5407人)から、さらに133人減った。
50代以上が最多で2037人(39%)。40代1712人(32%)▽30代1103人(21%)▽20代422人(8%)。
全体の教員数が最も多い小学校(約41万人)が2347人で最多だった。

 同省初等中等教育企画課は「憂慮すべき状況で、教員の相談窓口を校内に設置するなどの対策が必要だ」としている。

 心の病を含む全体の病気休職者は8544人で10年度から116人減り、19年ぶりに減少した。

 一方、指導が不適切と認定されたのは10年度の208人から40人減った。
「学習指導要領が理解できず指導計画が立てられない」(30代女性・小学校)▽「常に指示待ちで書類を作成できない」(40代男性・小学校)▽「生徒に対しマイナスの発言が多い」(50代女性・中学校)--などのケースがあった。
168人のうち108人が研修を受け47人が現場に復帰。
24人が依願退職するなどした。

 同省は同時に11年度に懲戒処分を受けた教員数も発表した。
10年度から45人減の860人で、交通事故(326人)が最多。
わいせつ行為(151人)が次に多く、被害者のうち77人は自校の児童生徒だった。【石丸整】





心の病:休職の教員 仕事増え、現場にゆとり消える

毎日新聞 2012年12月24日 21時00分(最終更新 12月24日 21時44分)

文部科学省が24日公表した、昨年度に「心の病」で休職した5200人余りの教員たち。
まざるを得なくなった教員の体験からは、子供の荒れや保護者への対応、増える一方の事務に追われる中で、同僚同士のつながりが薄れ、真面目な人が追い詰められていく現場の実情が浮かび上がる。

 大阪府内の中学に勤める40代の女性教諭は1年半前、うつ病で休職した。
学力や生活上の課題を抱える生徒が多く、保護者との関わり方に神経を使う学校だった。
前任校では指導に定評があったが、同校では指導法や保護者対応が同僚の理解を得られず追い詰められた。
「成果がはっきり見えない仕事だけに教員同士で支え合って子供のためになることを話し合うべきなのに、そのゆとりがなくなってきている」という。

 府内の小学校で教諭だった60代女性も10年前、休職に追い込まれた。
給食費を滞納する家庭に督促するのは「担任の責任」と言われ、毎月、常連未納者の自宅前で保護者の帰宅を待つ日々。
会議や報告書作成、学校への保護者の要求が増えた。
多動で授業中に他の子供の邪魔をする児童がクラスに2人いたが、管理職に「あんたの責任」と突き放された。

 「2本しか手がないのにどうやって2人に目を配りながら、他の子たちを世話するのか」。
悩むうちに家から出られなくなり、最終的に辞職した。
「せめてカウンセラーなどに気軽に相談できる態勢が必要」と訴える。

 東京都教職員互助会が運営する三楽病院(千代田区)精神神経科の真金薫子(まがねかおるこ)部長は「学校全体で仕事量が増え、みんな余裕がなくなっている。
人手を増やすなど仕事量を調整する必要がある」と指摘する。

 真金部長は教職員の精神疾患が専門。同病院では相談件数が年々増加し、電話で臨床心理士が応対した場合も含む昨年の相談件数は約2500件で、今年も同様の水準だ。
最近は定年退職や早期退職でベテランが現場を離れ、20代の教員が増えており「若手を支える層が薄く、30〜40代に負担がかかる」。若手も高いレベルの仕事を求められ大変という。【林田七恵、苅田伸宏】

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