自然毒は怖い? ・・・ トリカブトにアオブダイ  

大学の学外研修に引き続き、京都での健康講座に参加していたため、UPするのが遅くなりましたが

4月7日同じ日に、2つの自然毒による中毒死事件がありましたね。

管理栄養士に国家試験にも、関連の問題がよく出ることがあるので、UPしておきますね。



トリカブト:函館で父子死亡…ニリンソウと間違え食べる?
毎日新聞 2012年04月09日 10時55分(最終更新 04月09日 11時51分)

7日午後9時20分ごろ、北海道函館市釜谷(かまや)町の漁業、沢田繁さん(71)方で、沢田さんら3人が嘔吐(おうと)などの症状を訴え、救急車で病院に搬送された。長男繁信さん(42)が間もなく死亡、沢田さんも8日夜死亡した。次男貴信さん(41)は命に別条はないという。道警函館中央署は、食用になる野草・ニリンソウと間違え、猛毒のトリカブトを食べたとみて調べている。

 同署によると、繁信さんが自宅近くで採った野草をニリンソウと思っておひたしにした。7日午後5時半ごろに3人が食べたところ、嘔吐や手足のしびれなどの症状が出た。沢田さんの妻(65)から119番があった。沢田さん方は5人家族で、妻と長女(44)は食べず無事だった。

 トリカブトとニリンソウはキンポウゲ科の多年草で、全国に自生している。葉の形がよく似ているため、過去にも誤食による食中毒が起きている。【近藤卓資】

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トリカブト?おひたしで食べ、父と長男死亡(2012年4月9日12時09分 読売新聞)

7日午後9時20分頃、北海道函館市釜谷町、漁業沢田繁さん(71)方で、山菜のおひたしを食べた繁さん、長男で漁業の繁信さん(42)、次男で建設作業員の貴信さん(41)の3人が体調を崩して病院に運ばれた。



食中毒:新上五島の家族、アオブダイを食べ 1人死亡、1人入院 /長崎

毎日新聞 2012年04月08日 地方版

県は7日、新上五島町の自宅でアオブダイを食べた一家3人が食中毒の症状を訴え、このうち町内の病院に入院した漁師の男性(78)が先月21日に死亡していたと発表した。

 県によると、一家は先月20日、男性が漁で取ったアオブダイを煮付けや刺し身にして食べたという。男性の妻(70)も頭痛などを訴えて入院。息子(39)の症状は軽かった。一家は近所の人にも切り身を配っていたが、周囲では症状は出ていないという。

 アオブダイはスナギンチャクを餌とし、猛毒のパリトキシンが体内に蓄積される。県内でアオブダイによる食中毒の死亡者が出るのは1953年以来という。

〔長崎版〕


アオブダイ食べた男性中毒死 漁で取り自宅で調理 長崎

長崎県は7日、漁で取ったアオブダイを自宅で調理して食べた同県新上五島町の男性(78)が中毒死したと発表した。アオブダイの内臓には、筋肉痛や呼吸困難を起こす猛毒パリトキシンがあり、中毒死は1986年に愛知県で1人が死亡して以来という。

 男性は3月20日夜、アオブダイを刺し身と煮付けにし、妻(70)と息子(39)の家族3人で食べた。約3時間半後、男性は背中から足にかけて痛みを訴えて病院で受診したが、意識不明となり、翌21日に死亡。妻も同様の症状で入院し、息子にも軽い症状が表れたという。

 県によると、アオブダイは、パリトキシンを持つスナギンチャクを餌にするため、内臓に毒がたまる。国などが出荷自粛を要請しており、一般の流通ルートに乗ることはないという。


Wikipedia  食中毒例

日本では1953年以降、5人のアオブダイによる食中毒での死亡例がある[1]。アオブダイはスナギンチャクを捕食するためパリトキシンという強力な毒成分を蓄えており、内臓を食べてはいけないとされている。また、フグ毒で知られるテトロドトキシンが内臓から検出された事例もある。 なお、パリトキシンは加熱や塩蔵によっては分解されない。
1983年に三重県で2人が食中毒となり、うち1名が死亡[2]。
1989年に宮崎県で家族6名がアオブダイを天ぷらにして食べたところ、3名が食中毒を発症。死者は出なかったが、うち2名は1週間ほどの入院を要した[2]。
2012年に長崎県で家族3名がアオブダイを煮付けや刺身にして食べたところ、食中毒を発症。うち1名が死亡した。



ここにもご紹介されているように

トリカブトは「トリカブトはキンポウゲ科トリカブト属の植物の総称。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチン」

芽吹きの頃にはセリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギ等と似ているため、誤食による中毒事故(死亡例もある)が起こる。

蜜、花粉にも中毒例がある。このため、養蜂家はトリカブトが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避ける。 (Wikipedia)


「アオブダイはスナギンチャクを餌とし、猛毒のパリトキシンが体内に蓄積される・・・内臓からフグ毒と同じテトロドトキシンが検出されたこともある」


ついでに、自然毒ではないけれど、今年の3月にはボツリヌス菌による即中毒も発生しているので管理栄養士の国試受験生は、頭のすみにいれておこう!!


ボツリヌス食中毒:「あずきばっとう」食べ 鳥取の男女重体

2012年03月27日

 岩手県は26日、宮古市の食品メーカー「ハニー食品」が製造した「あずきばっとう」を食べた鳥取県内の男女2人が、ボツリヌス食中毒を発症し、意識不明の重体になっていると発表した。ボツリヌス食中毒は治療が遅れると、死に至ることもあり、県は同社の製品を回収した上で、注意を呼びかけている。

 県民くらしの安全課によると、意識不明の重体になっているのは、鳥取県内在住の60歳代の夫婦。23日の昼食に真空パックの麺食品「あずきばっとう」(700グラム)を食べた後、呼吸困難や言語障害などの症状を訴え、同日深夜に病院へ緊急搬送された。容体は安定しているが、26日午後5時現在も意識不明の容体という。

 ボツリヌスは、1984年に全国で死者11人を出す食中毒を引き起こすなど毒性の強い菌で、瓶詰めや真空パックなど酸素を含まない食品で増殖することが多い。ハニー食品の製品は主に県内の小売店で流通しており、県は「あずきばっとう」を含む6製品の回収を開始。担当者は「当該製品はもとより、異常な発酵臭がするような食品は食べずに破棄してほしい」と呼びかけている。【宮崎隆】

あずきばっとうとはぜんざいに似た食べ物で、餅のかわりに平打ちのうどんが入っている。

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