腎不全から腎臓移植へ 低たんぱく食ありがとう  NO3

2歳から低たんぱく食を続けてきた孫の○君

ママやバーバの作ってくれるおいしいご飯もお気に入り

マックーも、ロッテリアもOKだし

低蛋白のスパゲッティをゆでて持参し、大好きなパスタ屋さんで

「このスパゲッティでこのメニューをお願いします」と注文します。

http://ykeiko.at.webry.info/201106/article_8.html


うどん屋さんの店員のお姉ちゃんや、おばちゃんも

○君が持参するレトルトのゆで麺を受け取ると

「今日はどれを食べるの?」と、彼が選ぶのをやさしく見守ってくださいました。


特に、串揚げ屋さんは野菜のメニューが多く

アスパラにうすく肉が巻いてあったり

パン粉少ししかついていないので

低蛋白、高カロリーで好きなものがいっぱい食べられるし

持参したレトルトの低蛋白ご飯も

○君専用のお茶碗に移し変えてくれるから、大満足のお店のひとつでした。

・・・店主がご実家の旅館のあとを継がなければいけなくなって、廃業してしまったのが残念でしたが・・・・。



だから、みんなと一緒に行く外食は大好だったのです。


でも、おすし屋さんだけは

ちょっと・・・憂鬱・・・

これが○君の悩めることの一つでした。


みんなはくるくる回転するおすしの中から好きなものを選んで食べるの

自分はかっぱ巻きやサラダ巻き・・・海老か、マグロの握り1つ注文したら・・・もうだめ?って

(これも持参した低蛋白ご飯で「握ってください」と頼んでいました。)




バーバも、ママもそのことに気づきませんでした。


「あのね、バーバ・・・。僕もみんなと同じようにいろんなお寿司が食べたいな」

そうだよね!!


気づかなくてゴメンという気持ちと、自分の気持ちをよく言えたねという気持ち・・・もう食事療法は彼のものになったなと思えた瞬間でした。



「もし、食べたいネタをみんなから少しずつ分けてもらって、○君のご飯に乗せて食べるんだったら、何でも選んで食べられるよ」

「やったー!! 何でも食べていいんだね。僕、そうする!!」・・・と

それ以来、家でチンして握った低蛋白ご飯と、果物ナイフを準備して

いそいそとおすし屋さんに通うことになったのです。


しかも、大好物なのでご飯は2パック食べちゃう勢い


小学校に入るころには、握って持参するのも面倒だと

温めてご飯を2パックそのまま持参

自分の食べたいネタをみんなから少しずつ切り分けてもらいながら食べることになったのです。


今でも、彼が一番好きなお店はおすし屋さん

串揚げ屋さんはなくなってしまったので、もっぱら家でバーバが作る串揚で、たらふく食べて満足していました。



大事なことは、自己決定で選択しながら食べられることなのかな

どんなお店にも、低蛋白ご飯や、でんぷん製品のパスタやうどん、パンなどを持参で押しかけました。


「この子は腎臓が悪いので、主食は持参したものしか食べられないのですが、レンジで温めていただけますか?」

「この麺で作っていただけますか?」


やがて、それも自分の口から頼めるようになっていきました。



たくさんのお店で、ずいぶん勝手なお願いをし続けてきましたが

断られたことはありませんでした



本当に、多くの皆様のご好意で

これまでの腎不全人生を何倍も楽しませていただくことができたと感謝しています。



そして、願うことは

疾患を持って、食事制限があっても

みなさん、あきらめないでご家族との会食を愉しんで欲しいなと願っています。



○君の悩めること

実はあと二つあったのです・・・

続きはまた


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