ウェルビーイングな生き方・・・近年のうつ病の増加と、ウェルビーイングについて

一昨日のSATヘルスカウンセリングの研修会は、恩師宗形先生の「ウェルビーイング」の話から始まりました。

研修会の内容は、SATカウンセリングがさらにバージョンUPした最新情報についてのことや、それらの技法の学習なので、ここではあまり述べられませんが、近年のうつ病の増加と、ウェルビーイングについて、宗像先生がつぶやいていますので、ご紹介します。


わが国では、近年うつ病の増加が続き、重大な社会問題になっている。

過去12年間に毎年3万人以上の自殺者を出し、計36万以上にのぼり、政府の努力にもかかわらず、それが止まる気配はない。

がんは現在300万以上の患者を抱え、毎年30万以上の死亡者を出している。年齢調整してもがんの罹病率が増加を続けており、その増加要因のコントロールが求められるがその目処は立っていない。

学校では国の計画で大量のスクールカウンセラーの投入にもかかわらず、不登校者の増加は止まらず、引きこもる青年を増大させている。

誇るべき平均寿命の長さにもかかわらず、ウェルビーイングの悪化は続いている。

これらの背景の中で、宗形先生は
「わが国のこれらのウェルビーイングの悪化は、うつ病や生活習慣病を典型として、個人がまわりの評価をえるために、「あるがままの自己」を否定して、自己犠牲的に他者報酬追求する行動で生じるストレス疲弊による。」と述べています。

昨日の話の中でも語られていましたが、私たちは、心や体が求める要求が得られなかったり、得られる見通しがつかなかったり、また、どこからも支援が得られない状況に陥ると、非常にストレスフルになってしまいます。


そこで
「ストレスのもとになっている自分本来の要求・欲求に気づき、「あるがままの自己」で生きられるよう、ストレスを良循環させていけばいいのだが、自分さえ我慢すればいい、自分を分かって欲しい、認めて欲しいと自己犠牲的に他者報酬追求する行動との縁がなかなか切れないものです。」・・・・と

宗形先生は
「このようなウェルビーイングの悪化をもたらすわが国の社会組織として、教育・企業体制のみならず、保健・医療体制をも含め、上の立場が命令指導をおこない、個人の他者報酬型行動を動機づける権威主義型経営管理があり、個々人のあるがままの個性を生かすコーチングやメンタリングを用いた参加型経営管理が遅れ、個人の自己表現を高める自己報酬型労働を動機づける知識基盤時代には移行できていない。」と述べています。

その背景にあるのは、養育者との関係

「私たちのほとんどは幼いときから他者報酬型行動をとるべく躾と称して、養育者に「あるがままの自己」であることは許されず、それを否定される恐怖に条件づけられる情緒的虐待、身体的虐待を大なり小なりうけてきた。

だから成人しても、心の深層に本来の「あるがままの自己」を表現することに恐れがある。自己成長したい気持ちと、それを恐れる自己防衛の気持ちの内的葛藤が深まり、変化したくても変化できなくてストレスで疲弊し、ストレス疾患が増大し続ける。」・・・ということです。


『ストレスや疾患は翻って言うならば自己成長のエネルギーの蓄積である。』

ということ。

「ウェルビーイングの悪化が、実は本当の自分(あるがままの自己)を生きないことによるストレス疲弊だということ。

「あるがままの自己を表現できないのは、日本型の子育ての問題と権威主義型経営管理にあるのだということ。

この事実を理解し、各々が変わる事が、元気な日本を創ることにつながるのだ。」

とも述べています。



ヘルスカウンセリングは、訴えや精神サインなどが示す精神性のみならず、行動サインや身体サインが示す行動性や身体性にもかかわり、本来の自分の生き方への気づきや行動変容を促すSATカウンセリング法です。  

研修では、過去のイメージ記憶における嫌悪系記憶を報酬系記憶に変容し、ウェルビーイングを実現するSATカウンセリング法を学びます。  

また身体や行動に現れる過去の潜在イメージ記憶にも関与し、自分ではどうしてもコントロールできない自分から前向きで、積極的で、穏やかで、自信のある自分に成長を促すSATイメージ療法を学びます。  


悩みやストレスを抱えた時、

カウンセリングを受けることも一つの解決方法ですが

自分自身に気づき、自己成長を支援する

SATカウンセリングのスキルを身につけること(自己カウンセリングスキル)も

自分を自分らしく生きる(自己報酬型人生)ために、非常に役立つ解決法だと思います。

興味のある方、SATの世界をちょっと覗いてみませんか?


実は、昨日書類をもって学部長室に伺った時に、学部長から

「本大学で、一番元気がいいのは山内先生だ。なんか生き生きしてるね」

「山内先生からは、愛を感じるんだよね」

と言われました。

それは

私自身が、自己報酬型の生き方をしているからだと思うし、それができるようになったというのも

SATとの出会いがあったからだと確信しています。


みなさん、自己報酬型の生き方を学び、自分自身も、周りも楽に生きられる日本にしていきましょう!!


ヘルスカウンセリング学会 HP
http://www.healthcounseling.org/

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