カウンセリングを愉しく学ぼう シリーズNO2・・・観察

前回の「カウンセリングを 楽しく 学ぼう」で
「カウンセリングは道具」だという話をしました。
毛嫌いせずに、使いこなせば、いろんな場面で役立ちます。

基本の部分の練習は、相手がいなくても工夫次第で練習することが可能です。

リスニングの4つの基本姿勢

①観察 ②傾聴 ③確認 ④共感

のうち、今日は観察について書いてみますね。

「観察」というと、何を連想しますか?
星座?飼育している動物?朝顔日記?野鳥??

カウンセリングは基本的に言葉のコミュニケーション(相互理解)がベースですから
観察するのは、話の中身

人は、何かを語っている時、意識して話をしているとはかぎらないのです。
自分の気持ちやニードに気付いて話せるくらいなら、自己解決できているということですよね。

自分の気持ちや、自分がどうしたいのかといったニードも見えてこない、分かっていてもどうにもならない
そういう状態だからこそ、カウンセリングが必要となっています。

でも、その人の話に耳を傾けてみれば、エネルギーのある言葉が、宝石箱の中の宝石のようにちりばめられています。

ので、 「観察」のコツは、その宝石探し からはじまります。

宝石を大別すると

①気持ち用語・・・○と思っている、○と感じている、○と考えているなど、その人の想いが入っている表現
          ニュースキャスターさんが語る「事柄」の部分とはちがいますね
②感情用語・・・喜び系、不安系、怒り系、諦め系、辛さ系の感情表現があった部分。
③せりふ用語・・・「だから駄目だっていったじゃない」「エーッ、どうしよう」というように「」でくくられる言葉
④独特な言い方(比喩語)・・・「目からうろこが・・・」とか「目が点」「医療もピラミッドに縛られそうな」というように、
何かになぞらえたり、イメージとして語られている部分

この4つを、ヘルスカウンセリングでは
「キーワード」といっています。
本人の語りの中にある、エネルギーの高い言葉、意味のある言葉(宝石の部分)だけをセレクトしているので、これを組み合わせて繰り返してもらうと「ちゃんと聴いてくれているな」「分かってもらえた」と安心が生まれ、ラポール(安心で安全な関係)が形成されますよ。

これは、テレビのワイドショーや徹子の部屋、お昼のテレフォンタモリさんの番組、ドラマなどでいくらでもキーワード探しの特訓ができますね。ニュース番組は、事柄だけの世界ですから、練習にはなりませんよ。

相手の話を聴いて、事柄の部分は「こんなことを言っているんだなー」くらいに、イメージ化して覚えていればOKです。

他に、「キーメッセージ」といって、相手の外部的な観察から入ってくる情報も、チェックします。
例えば、表情の変化だったり、声のトーン、ジェスチャー、目の動き、姿勢などなどです。
当然その時どんな話をしていたかを観てくださいね。

悲しい話なのに顔は笑っているとか、○○の話をしたとたん、うつむいた状態になってしまったというようにです。
「悲しい話なのに顔は笑っているところに、どんな気持ちがあるんですか?」と確認することで、隠れていた本音が足られることがあります。

他にも、相手の話を聴いていて、こちらの心にビンビン響いてきたり、ジーンとくるようなところには、大事な情報が語られています。

今まで、意識せず聞いていた相手の話、これから、キーワード、キーメッセージを意識して聴くようにしてみましょう。
これをどう生かしていくかについては、また次のお楽しみ!

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この記事へのコメント

  • 今年は先生に出会えました事に感謝です。
    少しずつ自己成長していけるように 頑張ります。
    ありがとうございました。
    2010年12月31日 16:09
  • ykeiko

    空さん、こちらこそご縁に感謝です。
    SATは使うほど良さがわかります。
    またお会いできることを楽しみにしていますね。
    2011年01月02日 16:50

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