厚生労働省研究班の調査でわかった!・・・男40歳の不摂生、命もお金も損 高血圧などの影響調査

高血圧の40歳の男性は、正常値の人よりも平均余命は1.7年短く、生涯医療費は約376万円多くかかる

健康診断の結果が悪い人や運動をしない人と、そうでない人の生涯医療費や平均余命の違いが、厚生労働省研究班の調査でわかった。

 研究班は、宮城県大崎保健所管内の国民健康保険加入者の男女約5万2千人(40~79歳)を対象に、1994年から健診結果や生活習慣と、医療費などとの関係を調べた。

 調査をもとに40歳の場合で計算すると、男性では、高血圧の人は平均余命が44.8年、生涯医療費は1710万円、正常血圧の人はそれぞれ46.5年、1334万円だった。

医療費の本人負担が3割だと、100万円以上損をする計算になる。

 また、1日に1時間未満しか歩かない人は1時間以上の人に比べて余命は1.5年短く、生涯医療費は約75万円多かった。血糖値や脂質でも同様の傾向がみられた。

ただ、喫煙する人は、しない人より平均余命が3.7年も短く、差が大きかったため、医療費は逆に少なかった。

 女性は傾向がばらつき、一貫した結果は出なかった。

 研究代表者の東北大大学院の辻一郎教授(公衆衛生学)は「高血圧や高血糖などから起きる病気で要介護者になる例も多い。介護保険の費用も合わせれば、生涯にかかる費用の差はいっそう開くだろう」とみている。

(小坪遊 朝日新聞 2010年9月20日0時23分)


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さらに・・・

日本、年間死者15万5千人減少 肥満対策でOECDが推計

 2010/09/23 18:33 【共同通信】によると

 経済協力開発機構(OECD)は23日、学校で規則正しい食生活を教えたり、医師が個人カウンセリングをしたりするなどの総合的な肥満対策を講じれば、日本では慢性疾患による死者を年間15万5千人減らせるとした報告書「肥満と予防の経済学」を発表した。
対策の費用は国民1人当たり年間19ドル(約1600円)と見積もった。

 詳細な分析を希望した日本、イギリス、イタリア、カナダ、メキシコの5カ国について、世界保健機関(WHO)と共同で、肥満対策の効果で今後100年間で慢性疾患による死者数がどのくらい減少するかを推計。

 その結果、イタリアが年平均7万5千人、イギリスが7万人、メキシコが5万5千人、カナダが4万人で、日本の減少数が最も多くなった。

 日本の成人に占める肥満の割合は約3%と、OECD加盟国で最低水準だが、報告書を執筆したOECDのエコノミスト、フランコ・サッシ氏は「日本は高齢化率が高く、慢性疾患を抱える人の割合も多いため、肥満対策の効果が大きくなる」と分析している。 

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